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治療法について
当はり治療センターの治療は、脉診流経絡治療です。 経絡治療は全身の氣血を整え、生命力強化を主眼とし体質改善をはかります。自己治癒力を高め病苦除去を目指す全身的な総合治療の東洋はり医療です。
人には元来、自ら病を治し、体を正常に保つ能力があります。しかし、その能力が様々な要因(ストレス、冷え、ウイルス、薬害、疲労、食の問題など)により低下すると、人は病に侵されることになるのです。
東洋はり医療によって氣血を整え生命力強化がなされるならば、自己治癒力が高まり、病から解放され、さらには病氣になりにくい丈夫な身体づくりとなります。
私たちは、皆様と一緒にこの道を目指していきたいと願っています。
経絡の流れを整え、健康な体づくりを目指す
東洋医学は陰陽説からなり、宇宙全体は陰陽から成り立っていて(例えば、太陽は陽、月は陰、男は陽、女は陰など)、人間は宇宙の特殊な存在ではなく、自然の中の一部としてとらえられています。
東洋医学は長い歴史を経て、陰陽のバランスを整えることにより、元気に生活でき、働ける心と体をつくること、また次に挙げる効用をめざしています。
- 自然治癒力を高める
- ホルモンのバランスを整える
- 免疫力を高める
- 代謝のバランスを整える
- 自律神経のバランスを整える
- 内臓機能を高める
心身一如という言葉がありますが、感情は内臓と密接に関係しているととられています。 私たちは、家庭、学校、会社等、社会のしがらみのなかで暮らしています。
ですから、毎日いろいろなストレスによって感情の激しい起伏があり、心体はアンバランスな状態になっています。これをこのままにしておくと、氣の流れ(生命エネルギー)が滞り、私たちの体は病気になってしまいます。
それを防ぐためにも、心と体のバランスを整えることは大切です。
経絡治療は、氣を流し、体を流れる生命エネルギー、すなわち「生命の源」の流れをよくするものです。五臓六腑を流れる経絡の流れを整えて、より健康な体づくりを目指します。
脉診流経絡治療の特長
脉を診ることで、治療法を決めます。
当院は、東洋医療の基本、鍼とお灸による治療です。患者さんの脉を診ることで、治療法を決めます。人によって病名は同じでも脉状によって治療点(ツボ)が異なりますので、あなた自身の身体にあった治療を行います。
痛くない!氣持ちがいい!はり治療です。
当院の方針としてなるべく氣持ちの良い治療を心がけています。なぜなら氣持ちの良い治療は体をリラックスさせて最も治癒への近道であると考えるからです。痛くなく、熱くなく氣持良く、治ることです。
はりは痛くなく、お灸は知熱灸(温かくなったら取るおきゅう)と、ほんのすこしチクッとするゴマ粒くらいのお灸を体の状態に合わせて使い分けていきます。本当に氣持のいいものです。
使用する「はり」も使い捨て鍼(完全消毒済み)の細い鍼を選び、体にやさしい銀の鍼などを中心に適宜選び、状態に合わせながら使用しています。
病氣予防や健康増進にも最適です。
本来東洋医療、はり灸は「未病を治す」ことが目標です。火の用心は火事にならないように火が出ないように心掛けることです。身体も、事が起きてからでは大変なことになります。定期的にはり治療を継続することで、氣血を整え調整されることで、その結果、現代的にいうと免疫力が向上し生命力が強化されることで治癒力が高まります。
リラックスさせ恒常性(体を一定に維持する機能。体温、血流量、血液成分、自律神経、内分泌線、精神のバランスなどを一定範囲に保つこと)を維持させ病氣になりにくい強い体にしていきます。
体を丈夫にすることが真の予防になります。
どんなに元氣に見える人でもストレスの多い現代社会においては調子が崩れることもあると思います。元氣なうちに健康に留意し体を正常に保っておくことで病氣になりにくく、なっても早く回復することが出来るのです。
はり治療の流れ
- 1.問診と治療方針の決定
- まず、症状を聞かせてもらいます。脉やお腹を診ながら、身体の状態を把握し、東洋医学的診断により「証」を導きて治療の方針を決定します。
- 2.症状にあわせ治療開始
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- 手や足に鍼をして脉を整えていきます。脉が整うと身体に病氣を治す力が出てきます。
- その方の症状などにより患部やその他必要な経穴(けいけつ・ツボ)に独特のテクニックで鍼をしていきます。
- 必要に応じてお灸をします。
- 3.脉や身体を確認して終了
- 最後に脉や身体を確認して終了になります。必要に応じてストレッチングなどを加えながら、正しい姿勢や身体の使い方の指導とアドバイスも中々好評です。
治療法について聞きたいことがあれば、お気軽にご相談ください。